移住ハンドブック 暮らす、村。信州小川村
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12出身はどちらですか?古林(左) 私は埼玉県出身です。地域おこし協力隊で赴任のときに知り合った、小川村出身の主人と結婚し、子どもにも恵まれました。阿加井(右) 私は大阪府の出身です。同じく地域おこし協力隊で赴任したときに古林さんと知り合いました。夫は村外の人でしたから、小川村で暮らすか、夫のいる村で暮らすかという選択で迷い、村の外に出ようと思っていました。おふたりのお子さんは、ちょうど同じくらいの年齢ですか。古林、阿加井 はい。今は、子育て真っ只中ですね。日常を教えてください。古林 普段は畑を少ししたり、近所のおばあちゃんたちと「お茶っこ」したり。私の住む集落はひとつの家族という感じです。都会の女性で、そういう濃い生活をしたい人にオススメです。阿加井 村の人たちは温かいんですよね。村を出ようかと思ったときに、その一人ひとりの顔が浮かんできました。私を自分の娘のように接してくださっていましたし、心配もしてくれました。ありがたくて。やはりココに住んでいたいな……って思ったんです。おおお。夫の力よりも強かった(笑)。阿加井 それに、アルプスの山並みが綺麗で晴れた日には爽快です。また、私の中ですごくポイントが高いのは、お味噌やお醤油を〝自分で作ることができる環境〟にいるということ、そして、町と山の間の〝ちょうど良い距離〟の田舎・山里だというところです。古林 人と人ともいい距離で、それでいて、見守ってくれてい「地域おこし協力隊制度」は、人口減少に歯止めがかからない過疎地に都市部から人材を送り込もうと、2009年度に始まった総務省の事業です。市町村長が1~3年の任期で隊員を委嘱し、農業や観光の振興といった仕事に取り組みます。小川村がスゴイのは、初期協力隊員の女性3人全員、任期終了後も小川村に住んでいること。結婚したり、赤ちゃんができたり……。すっかり「小川村LOVE」になっています。協力隊が「ほれ込んで」そのまま村に住み続ける「ここに住みたいから結婚した」!?小さな村の 小さなキセキ大好きな小川村で子育て中!小川村は〝オススメ〟です元小川村地域おこし協力隊古こ林ばやし朋とも恵えさん(埼玉県出身)阿あ加か井い信のぶ子こさん(大阪府出身)センパイ8センパイ9る。この子も、みんなに育ててもらっている感じがします。村の方々がお味噌やお醤油を自分で作れるのはすごいことですね。自分で大豆を育て、その大豆を使って製品にする。村の方々が、そのことを特別だと思わないことに、とても驚きました。古林、阿加井 そうそう(笑)。それで、それぞれのご家庭で、味が違うんですよね。おふたりも、自分で味噌を作っているんですか?阿加井 不定期ですがなくなりそうになったら作ってます。古林 食べ物のことを気にされる方やアレルギーの多い方が現代は多いと思います。子どもたちもそうですよね。ですから、興味がある人、作ってみたい人におすすめです。子育てにもとても良い環境ですね。古林 土をいじったり、草をむしったりと、子どもらしく過ごしています。阿加井 自然がいっぱいのところで、子育てできることが嬉しいです。ぜひ同じような子育て世代の方にたくさん来ていただけたら良いなと思っています。古林、阿加井 自然、人、食、子育て……。小川村はオススメです!!
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