移住ハンドブック 暮らす、村。信州小川村
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11真弓さんがクジラ好きだったことから付けられた店名3びきのくじら3長野市中条住良木9117-1Z026-219-62040水~土曜の11~17時1日~火曜 q4台 2不可小川村の魅力に惹かれ家族で移住 住環境、仕事環境、教育環境、収入など……。移住を計画した時、何を第一に考えるかは移住者それぞれ。2014年に小川村にIターン移住した桑くわばら原さん一家が大切にしたいと考えたのは「地域コミュニティとのつながり」だった。小川村は「移住者に優しいのが魅力」と話す桑原さん夫妻。「移住者の割合も多い。こんな田舎は貴重です」とも。 奥さんの真まゆみ弓さんは埼玉県、夫の五いつき樹さんは岐阜県出身。同じ職場で働いていた長野県の上高地で出会い、やがて結婚。出会った当初から里山暮らしに憧れていたというふたりは、双方の実家の中間点ということもあり、長野県内に生活の場を探していた。現在、9歳・4歳・1歳のお子さんとともに一戸建ての村営住宅に暮らしながら、2016年9月には隣町の中条地区(長野市)にパン屋「3びきのくじら」をふたりでオープンさせた。 小川村についても「小川村の説明会に出席した時に村長さんが〝ここで育って、また旅立って行かれても結構です。とにかく一度、小川村の良さを体験してみませんか〟と言ってくださったのが印象的でした」と語る。これから移住を考えている人には「理想は叶う部分と叶わない部分があるということもひっくるめて、小川村の環境に興味があったらまず行動を起こしてみては」と真弓さん。そのワンアクションが桑原さん一家のように、小川村との良いご縁を引き寄せるかも知れない。広々とした店内には、遊具があるキッズスペースや脚を伸ばせる畳席も小川村ライフについて聞きました Q&A小川村ライフの良いところは?Q1初めて訪れた人にも気軽に声をかけてくれる、村の人のそんな気質がありがたいです。A小川村ライフで一番心に残っていることは?Q2昨年自分たちのお店をオープンしたことですね。まだ子どもが小さいのでお店と育児の両立に大忙しです(笑)A将来の目標を聞かせてください。Q3「このお店をスペースとして福祉の場を展開したいです」と五樹さん。「それいいなって思います」と真弓さん。Aこれから小川村に移住を考えている方にひと言。Q4その土地の古い習慣ややり方も全部ひっくるめて好きになれれば大丈夫。Aprole真弓さんは埼玉県出身。夫の五樹さんは岐阜県出身。2014年、家族で小川村に移住。2016年9月、小川村に隣接する長野市中条住良木(すめらぎ)にコミュニティベーカリー「3びきのくじら」をオープン。夫婦二人三脚で3人の子どもの子育てと仕事に邁進している。「3びきのくじら」オーナー桑原真弓さん五樹さん真弓さんの元気の源小川村は移住者に優しい将来は福祉とサロンを一緒にしたようなお店にしたい理想は叶う部分と叶わない部分があっていい興味があったら まず行動Iターン起業、今までにないパン屋に?!仕事と子育て、夢と段取り。あうんの呼吸で役割分担してきた桑原さん夫妻センパイ7

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